巨大像に金の冠 バリ 28年越し、高さ121メートルへ

 1990年に始まったバリ州ジンバランのガルーダ・ウィスヌ・クンチャナ像建設工事で20日、像の中央のウィスヌ神頭部に金色の冠が設置された。完成後は高さ約121メートルに達し、同州の新しいランドマークとして期待されている。コンパスコムなどが報じた。
 ウィスヌはインド発祥の叙事詩「ラーマーヤナ」に登場するヒンドゥー教の神で、翼を広げた神鳥ガルーダに乗る姿が像となっている。ガルーダの両翼は64メートルに及び、総重量は4千トンとなる予定だ。
 着工当時から私財を投じて建設に従事してきた彫刻家のイ・ニョマン・ヌアルタさん(66)は「工事から既に28年が経ち、ずいぶん年をとってしまったが、像への情熱と理想はまだ尽きていない。バリの人々とインドネシア国民が誇れる像を作る」と語った。
 ドゥティックコムによると、完成すれば中国の魯山大仏やミャンマーのレイチュンセッチャー大仏に次いで世界で3番目に高い像となる。
 建設工事は1997年に資金難などの理由で一時中止となり、ウィスヌ神の胸像とガルーダ像の頭部が別々に展示されていた。2013年から工事が再開され、現在の進ちょく率は約70%。ヌアルタさんは独立記念日を迎えることし8月までの完成を目指し、「インドネシアへの大きな贈り物にしたい」と意気込んでいる。(大野航太郎)

社会 の最新記事

関連記事

本日の紙面

イベントカレンダー

JJC

人気連載

イ日写真展10年の軌跡NEW

別刷り特集NEW

アジア大会NEW

忘れ得ぬ人々

スナン・スナン

お知らせ

有料版PDF

企業進出/新規投資

日イ国交樹立60周年

JJC理事会

修郎先生の事件簿

ビジネスマンの護身術

これで納得税務相談

企業戦略最前線

不思議インドネシア

おすすめ観光情報

為替経済Weekly