受注1200台超え スズキ 新型エルティガ、首都圏で19日間

 スズキ・インドモービル・セールス(SIS)は9日、バンテン州タンゲランのスマレコン・モール・スルポンで、小型多目的車(MPV)新型エルティガの首都圏での受注が1200台を超えたことを明かした。5月中旬より出荷を始め、レバラン(断食月明け大祭)までに予約分の納車を完了したいとしている。今後、国内29の地方主要都市での販売プロモーションを順次展開する。
 世界に先駆け4月19日のインドネシア国際モーターショー(IIMS)で発表された新型エルティガは、価格未発表の約19日間で首都圏での受注が1284台(5月7日時点)に達した。7日から、バンテン州タンゲランや西ジャワ州ブカシのモールなど首都圏で本格的な販売プロモーションを開始した。今後、流通状況に合わせ、12日から月末にかけ、29の地方主要都市で販売プロモーションを展開、月間販売目標5千台に向け注力していくとしている。
 価格は、標準タイプ「GA」が1億9300万ルピア。上級タイプの「GL」が2億1150万〜2億2200万ルピア。最上級タイプの「GX」が2億2300万〜2億2350万ルピア。メーカーオプションとして、車両走行安定補助システム(ESP)のついた「GX ESP」は、2億2800万〜2億3850万ルピア。旧モデルより250万〜500万ルピアの値上げとなる。
 エルティガは2012年に発売、インドネシアとインドを主要生産拠点とし、世界70の国や地域に輸出される同社の世界戦略車。18年2月までに67万6千台が販売された。17年の国内販売は3万5338台で、国内最大のボリュームゾーンと言われる25万台規模の小型MPV車市場第4位(自動車工業会=ガイキンド17年工場出荷実績)。新型モデルは4月20日より商用生産開始。国内以外にも、アジアや中南米諸国を中心とした輸出も予定されている。(太田勉、写真も)

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