4—1で快勝 サッカーUー19日本代表

 サッカーのU—19(19歳以下)日本とインドネシアの国際親善試合が25日、中央ジャカルタ区スヤナンのブンカルノ競技場メーンスタジアムで行われ、日本が4—1で快勝した。 

 試合は前半15分ごろ、宮代大聖(川崎フロンターレU—18)のゴールで日本が先制。終始ボールを支配しながら得点できずに1—0で前半を終えた。
 後半開始直後の48分に山田康太(横浜Fマリノス)が、49分に再び宮代が、そして79分に安藤瑞季(セレッソ大阪)がPKでゴールを決め、4—0で大きくリードした。しかし終了間際にアジ・クスマ(ティガ・ナガFC)に1点を返され、完封勝利とはならなかった。
 橋岡大樹キャプテン(浦和レッズ)は「両チームがハードワークしたタフな試合だった。とても良いシミュレーションになった。無失点で終えたかったが、今後の試合で気を引き締めていきたい」と話した。また、左サイドのフェビー・エカ・プトラを「ものすごく速く、良い選手だと思う」と語った。
 U—19日本代表は、19年開催のU—20ワールドカップの最終予選を兼ね、10月にインドネシアで行われるアジアサッカー連盟(AFC)U—19選手権に標準を合わせている。
 影山雅永監督は試合後、「AFCU—19選手権に向け、アジア大会にこの世代の選手が出場する可能性はもちろんある。U—21代表監督ともよく話し合っているが、誰になるかはまだ未定」と述べ、アジア大会にU—19世代の選手を出場させる方針であると明言した。日本はオリンピックに向け、アジア大会のサッカー競技の規定にあるU—23でなく、U—21代表で臨む予定。(中島昭浩、写真も)

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