空港に商業ビル開所 駐車場やターミナル接続 スカルノハッタ

 国営空港管理第2アンカサプラは26日、スカルノハッタ空港(バンテン州タンゲラン市)西端に新しい商業ビルと二輪駐車場を開所した。空港鉄道駅やスカイトレイン発着ビルを結ぶシャトルバスを運行し、タンゲラン市から空港を利用する市民や空港職員の利便性を向上させる。

 商業ビル「TOD(公共交通指向型開発)ビル」は2階建てで、1階が1654平方メートル、2階が1110平方メートルで総床面積は2764平方メートル。26日現在ではコンビニ大手アルファマートのみが営業しているが、4月中旬までにレストランや理髪店など11店舗の開業を予定している。
 ビルに隣接する場所に約3400台を収容できる二輪駐車場を設置。第1〜3ターミナルの各二輪駐車場を合わせると計1万5400台が収容可能になる。今後、東隣に2階建ての四輪車用の駐車場を建設し、空港内の収容台数を現在の約5千台から拡充する予定。
 二輪の駐車料金は2月末まで無料。3月1日以降は24時間で5千ルピア。
 商業ビルからは、空港鉄道駅や第1〜3ターミナル間をつなぐスカイトレインが発着する統合ビルに向かうシャトルバスが運行を開始した。統合ビルまでの所要時間は5分。24時間運行する。
 空港西端に商業ビルや駐車場を設置することで、ジャカルタ特別州から高速道路を使って東側から空港に入るのではなく、西側のタンゲラン市周辺から訪れる利用者の需要を見込む。
 第2アンカサプラ報道担当のハエル・アニワルさん(36)は「現在のメーン利用客は空港で働く人だが、今後施設を充実させ、一般利用客を増やしたい」と話した。(上村夏美、写真も) 

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