れんがの列、畑から出土 東ジャワ州 マジャパヒト王国遺構か

 東ジャワ州シドアルジョ県タリック郡クドゥン・ボチョック村でこのほど、畑の地中から長さ21メートルにわたって連なる多数のれんがが出土した。同州の文化財保護局(BPCB)は、13世紀後半〜16世紀に栄えたマジャパヒト王国時代に築かれた塀の一部とみて調査を進めている。国営アンタラ通信などが報じた。
 発見場所は、マジャパヒト王国の中心地として知られ、複数の遺跡が見つかっている同州モジョクルト県トロウラン郡の東方約20キロ。
 農民が3日、キャッサバを植えようと畑を掘り起こした際、くわに固いものが当たった。その後、深さ50センチほどを掘り起こすとれんがが出てきたという。れんがは、長さ20〜30センチ、厚さ約10センチ。
 周辺からは同王国時代のものとみられる陶器や門・戸に使われた石の部品、乳ばちのような調理用具も出土した。今後、遺構と確認された場合、州政府は新たな観光地として整備する考え。(上村夏美)

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