候補者登録を開始 6月の統一地方首長選 17州・39市・115県

 統一地方首長選(6月27日投開票)の候補者登録が8日、始まった。東、西、中部ジャワ各州を含む171自治体の首長を一斉に選び、2019年に同時開催する大統領選・総選挙の前哨戦に位置づけられる。10日に登録締め切りを控え、各政党の候補者選びは最終段階に入っている。
 政党が各州知事選に候補者を擁立するには、州議会で20%以上の議席が必要なため、多くの州で複数政党が共闘することになる。各政党間で交渉が続いており、グリンドラ、福祉正義(PKS)、国民信託(PAN)の3党は中部ジャワ、西ジャワなど少なくとも五つの州知事選で統一候補を擁立する方針だ。
 各自治体の選挙期日をそろえる統一選は、有権者の関心喚起や費用削減を狙う目的で、15年12月に初実施された。
 史上3度目となる今回の統一選は18年1月〜19年9月に任期満了を迎える171自治体の首長が対象。東ジャワ、西ジャワ、中部ジャワ、北スマトラ、バリなど17州と39市、115県で実施される。東ジャワ州内で18県市、西ジャワ州内で16県市の首長を一斉に選ぶ。

■目立つ軍出身者
 徐々に各地の立候補者が明らかになる中、軍・警察関係者が存在感を放っている。元ジャカルタ特別州知事、ジャロット・サイフル・ヒダヤット氏(55)=闘争民主(PDIP)公認=が出馬表明した北スマトラ州では、早期退役したエディ・ラフマヤディ前陸軍戦略予備軍司令官(56)=ゴルカルなど6党公認=が8日、立候補を届け出た。直前まで現役を務めていた軍幹部の出馬は異例だ。
 さらに中部ジャワ州知事選に名前が挙がったのは、12月に国軍司令官を退いたばかりのガトット・ヌルマンティヨ氏(57)。イスラム政党・開発統一(PPP)などが出馬要請しているとの報道があるが、本人はこれまでに出馬意思を示していない。
 全国最大の約3250万人の有権者を抱える西ジャワ州では、同党国会議員のTB・ハサヌディン氏(65)=PDIP公認▽元国防省国防戦略総局長のスドラジャット氏(68)=グリンドラ、PKS、PAN公認=の退役軍人2人が出馬を決めた。
 ハサヌディン氏は元西ジャワ州警本部長のアントン・チャルリヤン氏(57)を副知事候補に迎え、「軍・警察ペア」で挑む。PDIPのメガワティ党首は7日の記者会見でスティヨソ元ジャカルタ特別州知事らの名前を挙げ、これまでに軍出身の知事を数々輩出してきたことを強調した。
 西ジャワ州ではバンドン市長のリドワン・カミル氏(46)=開発統一(PPP)など4党公認=や同州副知事で俳優のデディ・ミズワル氏(62)=ゴルカル、民主公認=も出馬表明し、4人で争う構図が固まっている。(木村綾)

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