タンクローリー炎上 チカンペック高速道 人的被害なし
西ジャワ州カラワン県のチカンペック高速道路西カラワン県料金所付近で6日午後6時50分ごろ、国営石油ガス・プルタミナのタンクローリーが全焼した。運転手は無事で、巻き込まれた車もなかった。車体撤去など事故処理完了まで4時間近くかかり、周辺では激しい渋滞が発生した。
高速道路運営会社ジャサ・マルガ社によると、タンクローリーの積載容量は2万4千リットル。石油製品を積んでチカンペックからジャカルタ特別州方面へ走行中、右後方のタイヤがパンクした。運転手が確認しようと路肩に停車させた後に、タイヤから出火したという。
運転手が消火を試みたが、火勢は弱まらずタンクローリーは全焼した。火柱は高さ約15メートルまで上がったという。
事故の影響で、チカンペック高速道ジャカルタ方面行き車線では激しい渋滞が発生した。
このためジャサ・マルガ社などは、東カラワン料金所でチカンペック高速道をいったん出て、西カラワン料金所から再び同高速道へ入るよう誘導した。(毛利春香)