日本文化を身近に ジャパン・ウィーク
25日に中央ジャカルタのショッピング・モール「プラザ・スナヤン」で始まったジャパン・ウィークで、メインステージのあるアトリウムの横では、来場者に日本を身近に体験してもらおうと、日替わりの日本文化紹介ブースが設けられているほか、写真展と大相撲の紹介パネルが常設されている。(関口潤、写真も)
1階アトリウム脇の通路には四つのブースが設置され、日替わりで日本文化を実際に体験するコーナーが設けられている。
初日は書道、折り紙、日本の米、日本紹介番組の4ブースが設置。
書道コーナーでは、邦人らに書道を教える森田聖子さんや生徒らが、来場者の名前を漢字などで書いて渡したり、要望に応じて「頑張れ」「幸せ」のメッセージを書いたりした。森田さんは「日本よりも字に対する興味が強いように感じた」と語った。
折り紙は、首都近郊の各地から愛好家団体が集まり、作品の展示や実際に鶴の折り紙を折ってもらうなどした。「紙から無数の形が生み出せるのが魅力」とバンドンの愛好家団体に所属するリンダ・マルリナさんは話す。
日本紹介番組「心の友」は日本紹介に特化した「インドネシア初の番組」と銘打っており、来年2月から民放メトロTVで放映を開始。ブースでは「東京ゲームショー」の撮影の様子が放映されている。
全国米関連食品輸出促進会はジャカルタ日本祭りのオープニングイベントに続いて、小さいおにぎりを来場者に配り、日本米のおいしさを体験してもらった。