格付け「BBB」に マクロ経済安定を評価 フィッチ

 世界3大格付け機関の一つ、フィッチ・レーティングスは21日、インドネシアの長期国債格付けを「BBBマイナス」から「BBB」に引き上げたと発表した。
 フィッチは政府のマクロ経済政策の安定性や、積み上げて安全圏で推移している外貨準備高、3%以下に収まっている財政赤字などの要素から判断した。世界銀行が発表した、2018年度版ビジネス環境ランキングで順位が72位(前年度は91位)に上がったこともプラス要因だ。
 ことし5月には、格付け機関S&Pが従来の「BBプラス」から「BBBマイナス」に格上げすると発表。インドネシアは3大格付け機関のすべてから「投資適格」を取得している。エコノミストの間では今回の格上げにより、他の格付けについても引き上げを期待する声が上がっている。
 一方で、フィッチは政府の歳入について「非常に低水準」と指摘している。また、2018年から19年にかけての地方選挙や大統領選の影響により、金融政策にほころびが生まれることを懸念要因としている。
 スリ・ムルヤニ財務相は引き上げを歓迎しつつも財政の透明化や安定化、外的要因への耐性を強化する方針を強調。「『AAA』の格付けを得てから満足すべきだ」とした。(平野慧)

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