福田会長、大統領と会談 プロジェクト推進を確認

 元首相で日本インドネシア協会の福田康夫会長は27日午前、中央ジャカルタのイスタナ(大統領宮殿)でジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領と会談した。会談では現在進行中のパティンバン港(西ジャワ州)や大量高速鉄道(MRT)など、日本が手がけるプロジェクトについて進展具合を協議、双方とも「迅速に」進めることを確認した。
 ジョコウィ大統領は冒頭、日本の衆院選について「(日本の国民が)政治的安定を求めた結果で歓迎する」と述べた。また、11月にフィリピンで開かれる東アジアサミットで、安倍晋三首相と会談したいと話した。 
 福田会長は26日起きた工場爆発で多くの人が亡くなったことにお悔やみを伝えた。また、来年、日本とインドネシアの国交樹立60周年を迎えることについて、日本の経済界全体でサポートすると述べた。 
 会談は約1時間に及び、中心の議題となった港、道路、鉄道などのプロジェクトについてジョコウィ大統領は「進展をフォローしている。担当閣僚には迅速に進めるよう指示している」と話した。 
 会談後、福田会長は「インドネシアの発展はアジアの発展であり、日本にとっても良いこと。双方がウィンウィンの関係になるよう努力したい」と述べた。 
 福田会長は有力企業14社の幹部を率いて会談に臨んだ。インドネシア側はプラモノ・アヌン内閣官房長官、レトノ・マルスディ外相、ブディ・カルヤ・スマディ運輸相、バスキ・ハディムルジョノ公共事業・国民住宅相、ラフマット・ゴーベル日本担当特使らが出席した。(田嶌徳弘)

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