地方の魅力をアピール ジャパン・トラベルフェア開幕
ジャパン・トラベル・フェア(JTF)が25日、南ジャカルタのモール、コタ・カサブランカで開幕した。開場時間の10時には、チケット購入希望者が旅行会社のブース前に並んだ。27日まで。
主催した日本政府観光局(JNTO)ジャカルタ事務所の冨岡秀樹所長は、「東京や関西、富士山を訪れたことのある人は多いと思う。次は少し足を伸ばしてほしい。地方にも魅力的なところが多く、新しい発見がある」と話し、「素晴らしい日本の秋や冬の季節をぜひ体験してほしい」と語った。
今回は広島、関東地区(群馬、埼玉、栃木)、沖縄、和歌山の4エリアを重点地域に設定し、旅行商品をアピールした。
大阪観光局の奥村大祐プロモーション部長は「団体旅行などで関西を訪れた経験のある個人旅行グループの問い合わせが増えた。大阪など一つの場所に5日程度、腰を据えた滞在型で、定番ではない関西とその近郊を回る旅程を考えているようだ」と語った。(太田勉、写真も)