アイドル間近に大興奮 AKB48登場、モールに大歓声 ポップフェス2日目 プラザ・スナヤン

 二十五日夜に開かれたAKB48とJKT48のコンサートの熱気もそのまま、ジャパン・ポップカルチャー・フェスティバルの二日目は、中央ジャカルタのプラザ・スナヤンの一階アトリウムで開催された。熱狂的ファンだけでなく一般の買い物客も日本のファッションやヘアスタイル、音楽などのショーに見入っていた。
 最初に第五回外務省国際漫画賞の授賞式が行われ、「レインボー・アンダー・ザ・サン」の作者インドラ・ウィスヌ・ワルダナさん、原作者のディマス・アディ・サプトロさんが入賞、鹿取克章・駐インドネシア日本大使が表彰した。
 午後二時、AKB48のメンバー十人がステージに登場すると、空港到着時から追っかけているファンをはじめ、ステージを囲んでいたモールの買い物客らの興奮は最高潮に達した。携帯電話やカメラがいっせいに伸び上がり、大歓声が上がる。吹き抜けとなっている二階、三階でも買い物客がイベントの様子を興味津々に見入った。
 メンバーらは、テレビ出演時などに着用する衣装を紹介。ステージ裏での早着替えのための重ね着のしやすさ、踊りやすさなどに工夫を施した衣装五種類を説明した。
 ヘアメイクショーではJKT48の三人が登場。これまでJKT48のヘアメイクを担当してきた「シュンジマツオ・byヒサト」「ワンピースヘアスタジオ」の鈴木寿人さんと武田千紗子さんがメンバーのヘアカットやメイクアップを披露。日本の流行やインドネシア人の顔の特徴などに合わせながらかわいらしく見せるポイントを説明した。
 また「カワイイ」ファッションショーにはJKT48の五人がモデル出演。日本のオンラインショッピングで高い支持を得ているオリジナルブランド「ズーティー」が衣装を提供し、衣装のスタイリングは日本のファッション誌「FUDGE(ファッジ)」を担当している三栄書房の奥谷結さんが担当した。
 奥谷さんとズーティーの山本裕理さんが、日本での今年の流行スタイル、流行色などを取り入れた最新ファッションを紹介。高校生の子どもに付き添ってきたエフィさん(三八)は「日本のサブカルでは私はファッションが好き」と話し、日本の最新トレンドの説明を熱心に聞き入っていた。
 アイドルを間近に大興奮のアグスさん(二七、会社員)は二十五日のライブでは後部席から「タカミナ(高橋みなみ)」と叫びまくったという。「写真を撮りすぎて携帯電話の電池がなくなった」と喜びを爆発させた。
 コスプレショーでは、インドネシアでも人気の特撮・戦隊ものが観客の関心を集めていた。

■漫画や伝統文化紹介も
 メインステージ周辺には日本関連のブースも四つ設置された。
 漫画家の前山まち子さんが開く「マチコマンガスクール」は、スクール生らが描いたイラストや漫画の原稿を展示。漫画を描く様子を映した映像も流した。
 バリ在住で女性雑誌「オフィスユー」などで「恒吉彩生子」の名前で執筆する漫画家の恒吉民子さんも参加。幅三メートル、高さ一メートルの紙に竜を下絵無しで書くデモンストレーションを行った。巨大な竜がみるみるうちに墨汁で描き出される様子に、ブースを取り囲んだ若者たちは釘付けになった。
 在インドネシア日本大使館は「風呂敷」デモンストレーションを行った。ティッシュ箱や弁当箱、風呂敷の巻き方を、大使館職員のノフィさんがインドネシアにあるサテンなどで披露。日本留学を目指す娘に連れられてきたアスティさん(四三)は「娘が好きな漫画や歌だけでなく、伝統的な物にも素晴らしい物がたくさんある」と話した。
 日本政府観光局(JNTO)は、全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)による日本観光を案内するブース「VISIT JAPAN」を設けた。JALはこの日、同社アジア地域対象のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)フェイスブックのアカウントを紹介。旅客販売マネジャーの小川和美さんは「若い人により身近に感じてほしい」と日本のサブカルファンらに説明した。
 プリザーブド・フラワー教室の佐々木都さんは、インドネシア人にも小物に似合う「枯れない花」を作る楽しさを知ってもらおうと実演した。テティさん(一七)はリボン・ワークを体験。「ジルバブにも付けられそう。花束にして家族に贈りたい」と話した。

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