BRIがトップ 昨年の銀行貸出残高

 中銀がこのほど発表した二〇一一年十二月時点の国内銀行統計によると、同年末の国内商業銀行(百二十行)による貸出残高(外貨含む)は前年末比二四・五%増の二千二百兆九百四十億ルピアを記録した。
 銀行別では、国営バンク・ラクヤット・インドネシア(BRI)が四年連続でトップとなる約二百八十四兆ルピア(全体の一二・九%)。国営マンディリ銀行(同一二・四%)、バンク・セントラル・アジア(BCA、同九・一%)、国営バンク・ヌガラ・インドネシア(BNI、同七・二%)、CIMBニアガ銀行(同五・六%)、ダナモン・インドネシア銀行(同四・〇%)、パン・インドネシア銀行(パニン、同三・一%)、プルマタ銀行(同三・一%)、国営バンク・タブンガン・ヌガラ(BTN、同二・九%)、BII(同二・九%)の順で、上位十行が全体の六二・九%を占めた。
 同期の全商業銀行の総預金残高は、前年末比一九・一%増の二千七百八十四兆九千百二十億ルピア。構成比率はルピア建てが八六・一二%、外貨建てが一三・八八%となった。銀行別では、マンディリ銀が約三百八十兆ルピア(全体の一三・九%)でトップ。二位以下はBRI、BCA、BNI、CIMBニアガ銀、ダナモン銀、パニン銀、プルマタ銀、BII、BTNの順だった。上位十行で全体の六五・四%を占めた。
 同期の全商業銀行の総資産額は、前年末比二一・四%増の三千六百五十二兆八千三百二十億ルピア。銀行別では、マンディリ銀が約四百九十三兆ルピア(全体の一三・五%)でトップとなり、BRI、BCA、BNI、CIMBニアガ銀、ダナモン銀、パニン銀、プルマタ銀、BII、BTNが続き、上位十行で六三・三%を占めた。

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