ボゴール宮殿 庭園開放 24〜28日
西ジャワ州ボゴール市生誕535周年を記念して、24〜28日の5日間、同市にある大統領宮殿(イスタナ・ボゴール)の庭園が一般開放される。植物園や歴代大統領博物館への入場も無料となり、ボゴール観光を満喫する絶好の機会になりそうだ。
宮殿の庭園への入場時間は午前8時半から午後1時まで。敷地内にある庭園を散策したり、宮殿の周りを散歩したりできる。ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領が公務で使用しているため、宮殿内には入れない。
1日当たりの入場者数は最大3千人に制限され、事前登録が必要。入場時間は30〜40分間に限られる。入場規則は、大きなかばんやカメラの持ち込み禁止▽10歳以上▽フォーマルな服装――など。
事前登録は、同市観光創造経済局と文化会館「クムニン・ガディン」の2カ所でできる。電話、ショートメッセージでの申し込みも可能。問い合わせは同市観光文化局(携帯0812.9375.0440、0896.2630.2528)。受付時間は午前8時〜午後2時で、名前や携帯電話番号を登録する。集合場所は同市役所(ジュアンダ通り、Jl.IR.Haji.Juanda)。
ジョコウィ大統領は、ボゴールの大統領宮殿を公務で頻繁に使用している。6月30日にはバラク・オバマ前米大統領との面会で、3月にはサウジアラビアのサルマン国王との首脳会談でも使われた。
ジョコウィ氏が自らゴルフカーを運転し、オバマ氏を案内した植物園内のグランド・ガーデン・カフェは、緑に囲まれて一休みできるおしゃれなカフェ。3500種を超える植物を持つ園内を一望できる場所にある。
メニューもステーキやパスタ、メキシコ料理などから、中華やタイ、インドネシア料理も取りそろえている。営業は午前10時〜午後11時。詳細はウェブサイト(www.grandgardenresto.com/)で。
また期間中、植物園内にある歴代大統領博物館も無料開放される。ユドヨノ政権が設立した博物館には6人の歴代大統領の銅像が並び、それぞれの足跡をたどる資料や遺品が展示されている。(上村夏美)