交通事故で11人死亡 約10台関係、40人超負傷 プンチャック
30日午前10時半ごろ、西ジャワ州チアンジュール県チパナス郡チロト村のプンチャック・ラヤ通りで、観光バスや乗用車、オートバイ6台など約10台の関係した事故があり、11人が死亡、少なくとも40人が負傷した。バスのブレーキが故障、対向車線にはみ出したのが原因らしい。
西ジャワ州警によると、コントロールを失ったバスは、対向車線を走る乗用車2台や複数の小型乗り合いバス「アンコット」に衝突、さらにオートバイ6台をはね飛ばし、最後は路肩から約15メートル下の畑に転落した。
死亡した11人は事故を起こしたバスの運転手と乗客のほか、衝突された小型バスやオートバイの運転手。 同バスはジャカルタ特別州から同県にあるチボダス植物園へ向かっていた。観光客を乗せていたが、運輸省には「観光バス」として登録されていなかったという。
同通りでは22日にも観光バスが停車中の車両に突っ込み、4人が死亡した。
プンチャック地区は避暑地として国内外の観光客に人気が高く、プンチャック・ラヤ通りは休日のたびに渋滞することで知られている。(毛利春香)