選挙資金 平均600億ルピア アグス氏が最大 ジャカルタ知事選 寄付金・政党助成金

 ジャカルタ特別州の総選挙委員会(KPU)が12日に公開した選挙運動の収支報告書によると、3候補の支出額の平均は約600億ルピア(約5億1100万円)だった。近隣のバンテン州知事選候補者の支出はジャカルタの1割にも満たない約50億ルピア前後と、首都ジャカルタのキャンペーン費用が突出した。

 昨年10月29日に3候補が独立記念塔(モナス)で選挙運動の開始を宣言。11日まで続いた選挙運動を終え、12日に各候補の担当者がKPUに選挙運動の収支報告書を提出し約3カ月半に及ぶ選挙活動を終えた。
 KPUは選挙資金に対し28日まで監査を実施し3月1日に結果を公表。使途不明金があった場合、国庫への返金が義務付けられている。
 各候補者の平均支出額は約600億ルピアで、最も支出が大きかったのはアグス・ハリムルティ・ユドヨノ氏(38)の689億ルピア。最も支出が少なかったのはアホック氏(50)の536億ルピアで、約150億ルピアの開きがあった。
 収入別の内訳で、アグス氏は個人・企業からの寄付金で大半の653億ルピアを占めた。政党からの助成金も3候補の中で最大の30億ルピアだった。
 アホック氏の収支報告書に政党からのまとまった助成金の記載はなく、個人・企業からの寄付金で選挙運動資金の大半を賄った内容となっている。寄付者を記した名簿が1万人以上に上り、アホック氏の収支報告書が3候補で最も厚かった。
 アニス・バスウェダン氏(47)は、同氏の副知事候補で実業家のサンディアガ・ウノ氏両氏による資金が632億ルピアと、収入項目の大半を占めた。寄付金や政党助成金の割合が少ないのも特徴。
 アグス氏陣営は選挙運動資金の4割を会合費に、2割強をTシャツやバナー広告などの物品費に使ったと報告した。
 アホックの選対広報は「選挙公約の周知活動に使う本やテキスト費用などが支出全体の3割以上を占めた」と説明。住民との対話に使う会合費にも3割弱使った。ブンカルノ競技場を使ったコンサートにも1割充てたと報告した。
 アニス氏は3割を周知活動のための物品費に充てた。支援者と面会の場に使う会合費の割合も多かった。
 統一地方首長選は、初めて行われた2015年12月に続き2度目。
 7州を含む101の自治体の投開票が15日、一斉に行われる。(佐藤拓也)

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