18年に売り上げ3.5倍 パナソニック・エコ

 照明器具などを販売するパナソニック・ゴーベル・エコ・ソリューションズ・セールス・インドネシア(PESGSID)は15日、南ジャカルタのホテル・グラン・マハカムで照明事業の強化、成長戦略について説明するとともに、LED(発光ダイオード)照明器具の新ラインアップを発表した。

 同社は本社創業100周年にあたる2018年の売り上げ目標を、16年比3.5倍の約100億円と掲げ、住宅用照明器具とともに店舗、オフィス、施設など非住宅向け商品の販売にも力を入れる。そのため、西ジャワ州チカランと東ジャワ州パスルアンにあった工場をパスルアンに集約。ジャカルタやスラバヤ、マカッサルなど7都市に照明器具ショールームを設置し、高機能からベーシックな機種までLED照明器具のラインアップを拡充、非住宅向け販売強化に向けデザインや設計に対応するエンジニアセンターを設置した。
 また、七つの調光調色機能を持つシーリングライト「アルジュナ・シリーズ」などの新ラインアップを紹介した。
 PESGSIDは15年、工場の集中化による生産調整などもあり、売り上げを落としたが、16年は盛り返している。
 PESGIDの宮脇靖久社長は「市場はまだまだ厳しい。しかし、来年には一般消費者市場の回復に加え、これまで不調だった不動産投資の回復が期待される。LEDに特化した照明をさらに強化し、目標達成に向け積極的に販売活動を進めていきたい」と語った。(太田勉、写真も)

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