44競技に9249人参加 第19回国体開幕 55年ぶりバンドンで

 4年に1度、全国のアスリートが参加する第19回国民体育大会(PON)が17日、西ジャワ州バンドンのバンドン・ラウタン・アピ競技場で開幕した。バンドンでの開催は1961年の第5回大会以来55年ぶり。29日までの期間中、全44競技の出場選手9249人が同州内68会場で熱戦を繰り広げる。開会式に出席したジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は、全国から若手選手が集う大会を契機に、国のスポーツレベル底上げを図る方針を示した。

 開会式はインドネシア・ラヤ(国歌)の斉唱とともに午後7時半から始まった。西ジャワで多数を占めるスンダ人の伝統音楽「タタル」にのせ、数百人の子どもが踊りを披露。出場選手が各地の伝統文化をアピールしながら競技場のトラックを行進した。
 トーチリレーは5日にインドラマユをスタートし、州内全27県・市、総距離1004.5キロを回り、競技場に到着した。
 リオデジャネイロ五輪のバドミントン混合ダブルス金メダリスト、トントウィ・アフマッド選手とリリヤナ・ナトシル選手らがつなぎ、空手のララ・ディア・ピトロカ選手が点火台に火をともした。アラン・ブディクスマさんとスシ・スサンティさん夫妻ら国技バドミントンの往年の名選手たちもパレードに参加した。
 ジョコウィ大統領は、観客や選手に近い席で開会式に出席。スンダ伝統の布を頭に巻き、バティック模様が入った青いシャツを着た大統領は「全国レベルの大会と選手育成は、村落レベルから始めなければならない。来年の東南アジア選手権や18年のアジア選手権、さらにはオリンピックで通用するレベルの選手が国体から生まれてほしい」と激励。またラテン語で「健全な精神は健全な体に宿る」と述べ、フェアプレーの精神で大会に臨むよう呼びかけた。
 PONでは国内全34州がメダルの数を競う。前回2012年はリアウ州プカンバル大会で、ジャカルタ特別州が110個の金メダルを獲得し総合優勝した。今大会の合計金メダル数は、前回より156個多い756個で、銅までのメダル獲得ボーナスは計4158億ルピア。西ジャワ州のアフマッド・ヘルヤワン知事は過去最大規模の大会と話した。
 マスコットキャラクターは、グデ・パンランゴ国立公園に4千〜6千頭生息している絶滅危惧種のスンダリーフモンキーをモチーフにしたリリとララ。スンダリーフモンキーは大人でも体長は約60センチほどで、尾は体長よりも長い約72センチもあるのが特徴。
 閉会式の29日には、障がい者のPONである国民パラリンピック大会が開幕する。PONと同じ州内の各会場で10月1〜12日まで開催される。13競技に617人が出場する。(中島昭浩)

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