さくら祭りに10万人 チカラン 日イ友好へ5回目

 日本とインドネシアの交流を深めることをテーマとするさくら祭りが30日と1日の両日、西ジャワ州ブカシ県チカランの「マックスボックス」で開催された。主催は元日本留学生らでつくるインドネシア日本同好会(KAJI)。ことしで5回目を迎え、2日間で過去最高の10万人を超える人が足を運んだ。

 食べ物、ファッション、企業プロモーションの3種類計100のブースが並んだ。ブースの応募は開催1カ月前に締め切る人気だった。今回は熊本県を中心に発生した、地震の被害への義援金を募る募金箱も設置された。
 メーンステージ上では、JKT48をはじめとするさまざまなアーティストが会場を盛り上げた。有志による和太鼓の演奏、ソーラン節など日本の伝統的な音楽、インドネシアの伝統武術「プンチャック・シラット」の実演が行われた。さらにミス・さくらコンテストやコスプレコンテストを開催した。
 KAJIのフアド・カディル会長(49)は「日本に親しみを感じて来場する人が増えている。日イが交流する機会が増えることはとても有意義なこと。これからも5年、10年と続けていきたい」と意気込んだ。
 祭りを運営する実行委員会のコユム・アスハリさん(39)は第1回の祭りから参加、第2回開催時は実行委員長も務めた古参のメンバーだ。「地元チカランのプレジデント大学の学生も運営に参加するようになって人数も増えた。両国が仲良くなるきっかけになると思う」と述べた。
 ジャカルタ特別州在住のニナさん(20)は昨年に続き2度目の来場。ブースで働く友人を手伝いに来た。「とても混雑していて驚いたが、いろいろな出し物があって楽しい」と笑った。
 祭りの相談役を務める奥信行さんは「駐車場を整備したことは、来場者増につながったと思う」と振り返った。また、ステージについて「新しくJKT48が出演したことは大きい。ミスだけではなく、ミスター・さくらのコンテストも面白いと思う」と来年への思いを語った。(平野慧、写真も)

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