新任教員23人ようこそ ジャカルタ日本人学校
バンテン州南タンゲラン市にあるジャカルタ日本人学校(JJS、齋藤稔校長)の新任教員23人がジャカルタに到着した。12日に最初の職員会議に出席し、新赴任者ガイダンスを受けた。これから児童・生徒、園児らと学校生活を送る。
教員23人のうち21人が小・中学部、2人が幼稚部に所属する。
小学部の立花加代子教頭は2008年から3年間モスクワの日本人学校に赴任した経験があり、「ジャカルタの人は人懐っこい感じがする。不安より期待の方が多い」と語った。海外の学校は初めてという中学部の中島嘉之教頭は「活気のあるインドネシアで無限の可能性を感じた。先輩方が築き上げたJJSの伝統を守りながら、発展できるよう頑張りたい」と力強く話した。
幼稚部の麻生祐太郎先生は日本の幼稚園に勤務後、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員としてモンゴルに2年間滞在した。「外から日本の教育を見た経験を踏まえ、教育に携わりたい」と語った。
新卒でJJSにやってきた阿部茉莉奈先生は、小学5年〜中学3年の5年間、JJSに通ったことがあり、久しぶりのジャカルタとなった。ショッピングモールが増えたことに驚いたという。「先生の経験はないが、かわいい園児のために頑張りたい」と意気込む。
着任した教員は以下の通り(敬称略)。
▽教頭―中島嘉之、立花加代子
▽小・中学部―佐々木裕章、合田宏美、圖子田俊寛、山崎怜、入部杏子、鈴木留美子、上條廣大、多田由起夫、大原世莉、岡島子、伊藤淳一郎、佐藤一広、大城陽子、石黒里佳、尾堤綾乃、野村文嗣、知識恵理子、古川宏樹、田邊莉菜
▽幼稚部―麻生祐太郎、阿部茉莉奈(上岡尚樹、写真も)