観光地は混雑 聖金曜日の3連休 Uターン渋滞
聖金曜日の25日から27日までの3連休、各観光地で市民がにぎわい、混雑が見られた。期間中、北ジャカルタのアンチョール公園には計12万人が訪れた。観光地を避けモールで買い物を楽しむ客の姿もあった。高速道路で移動するスタイルが定着し、最終日には幹線道路でUターンラッシュが発生した。
南ジャカルタのラグナン動物園は2日目の26日、3万人を超える来場者を記録。西スマトラ州南プシシール県のシロンジョン島やバリ州のサヌール海岸、西ジャワ州ボゴールのプンチャックなどの行楽地にも観光客が殺到した。ジョクジャカルタ特別州バントゥルのパラングンドグ海岸では同日、恒例のパラグライダーショーが開かれにぎわった。
モールも混雑した。インドネシア・ショッピングセンター運営業者協会(APPBI)によると初日の25日、西ジャカルタのセントラルパークや中央ジャカルタのプラザスナヤンでは来客数が通常より75%増加。西ジャワ州デポック市のマルゴシティでは、アトリウムにヒツジなどの動物が展示され、親子が楽しむなど、独特のイベントを開催するところもあった。
最終日の27日、警視庁は各地高速道で、休暇を終え地方から首都圏へ戻る行楽客の交通整理に当たった。午後2時からチカンペック(西ジャワ州)〜ジャカルタ間、同4時からタンゲラン(バンテン州)〜ジャカルタ間でUターンラッシュが始まった。(山本康行)