ロンボク島開発加速 経済特区のマンダリカ 第2のヌサドゥアに

 政府は西ヌサントゥンガラ州ロンボク島の経済特区(KEK)マンダリカの開発を加速させる。インフラ整備に加え四つ星ホテルを建設するなど、バリ島ヌサドゥアのような国際的リゾート地として開発し、観光客の誘致を狙う。
 12日にはくわ入れ式が行われ、開発を担当するインドネシア観光開発公社(ITDC)のアブドゥルバル・M・マンスール社長のほか、ユスフ・カラ副大統領やアリフ・ヤフヤ観光相らが出席した。 
 ITDCは1175ヘクタールの経済特区を3段階に分けて開発し、第1段階では電気や水道、道路などのインフラの整備に焦点を当てる。アブドゥルバル社長によると開発計画には今後10年間で2・1兆ルピアを投じる予定だという。一方、アリフ観光相は12日、「総開発費は約37兆ルピアかかる」と指摘。年間100万人の外国人観光客と年間14兆ルピアに及ぶ観光収入を見込む。
 すでにプルマンやクラブ・メッドなど少なくとも三つのホテルチェーンと契約を結んでおり、来年中に着工予定。プルマンは250部屋の四つ星ホテルを2018年までに完成させる計画だ。そのほか、2千人を収容できる展示場の建設も予定されている。
 将来的には、マンダリカを含む西ヌサントゥンガラ州をバリ州に匹敵する国際的な観光リゾートにしたい考えだ。アブドゥルバル社長は、同地区の開発にバリ州ヌサドゥアと同じコンセプトを用いるといい、「マンダリカはヌサドゥアの3倍の広さ。テーマパーク、クルーズ船やヨットの船着き場、国際水準のゴルフコース二つの建設を含むマスタープランを構想中だ」と話している。
 マンダリカは2011年10月、ユドヨノ政権下で開発を開始。ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)政権下の14年2月、経済特区に指定された。
 カラ副大統領はマンダリカの開発構想は25年前からあったが、水道、電気、空港のインフラがなく実現できずにいたと説明。11年10月にロンボク国際空港が開港しアクセスが改善されたことなどから、開発環境が整ったとしてITDCに開発を急ぐよう要請した。(木村綾)

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