本気でやったぜ 第16回JJSフェス

 バンテン州南タンゲランにあるジャカルタ日本人学校(JJS、齋藤稔校長)は26、27の両日、第16回JJSフェスティバルを開いた。「本気の花に愛実る〜咲き誇れみんなの本気を満開に〜」をテーマに児童・生徒が日頃の学習の成果を発表し、学年を超えて交流を深めた。
 26日の小学部の学習発表会では、歌や踊りを交えながら学年ごとの出し物を披露した。6年生は「私たちの日イ未来宣言」と題し、竹楽器のアンクルンで童謡「さくらさくら」を演奏するなど日イ融合のステージで「日本とインドネシアが共に歩む未来」を表現した。
 同日午後には中学部の合唱コンクールが開かれ、9クラスが体育館にそれぞれの歌声を響かせた。3年2組の「あなたへ〜旅立ちに寄せるメッセージ〜」がグランプリを獲得すると、会場が歓声に包まれた。
 27日には部活動や有志グループが練習成果を披露。ダンス部の迫力あるパフォーマンスには自然と手拍子が起きた。吹奏楽部は「となりのトトロ」を演奏し、サビでは会場中が声をそろえて歌った。
 また、各教室では小学部5、6年生と中学部が手作りしたゲームなどの企画を実施。PTAや外部有志も出展した。ペットボトルロケットを作るコーナーは男女共に大人気。自分で作ったロケットを実際にグラウンドで飛ばして距離を競った。
 円形広場では神輿(みこし)が登場し、太鼓の音と気合いの入った掛け声が響き渡った。小学部4年生と中学部3年生有志が汗を流し、神輿の重さに顔をしかめながらも最後まで力を振り絞って頑張った。
 フィナーレでは児童・生徒、教職員も一緒になって「世界にひとつだけの花」を歌い、エネルギーあふれる2日間を締めくくった。(佐藤拓也、木村綾、写真も)

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