観客総立ちで拍手 ダンス・ダンス・アジア

 国際交流基金アジアセンターとパルコが主催する「ダンス・ダンス・アジア ジャカルタ公演」が22、23の両日、中央ジャカルタのジャカルタ芸術劇場(GKJ)で開催された。会場には若者を中心に多くの観客が詰めかけ、日本のレベルの高いダンスに総立ちで拍手を送った。

 22日夜の公演では、満席となる約500人が来場。女性ダンサー集団の「レッド・プリント」、さまざまなストリートダンス世界大会で好成績を収めている「レックレス」、ユニクロCMの振り付けで世界的に話題を呼んだ「黄帝心仙人(こうていせんにん)」が率いる「タイムマシーン」がダンスを披露した。
 3グループとも単なるダンスではなく、舞台演劇を思わせるストーリー性を持たせて観客を驚かせた。レッド・プリントは探偵事務所に届いた荷物が爆弾というドタバタ劇を、レックレスはダンスにあこがれる青年が習得していく姿を、タイムマシーンは時間を操ることである家族の不幸がハッピーエンドに変わっていく様子を、それぞれダンスを通して表現した。
 公演の最後に3グループのメンバーは日本の盆踊りとバリダンスを掛け合わせたダンスを披露。観客を巻き込みながら踊り、会場は笑い声に包まれた。
 ダンスを勉強しているというアンタルティカ・デハさん(20)は「ダンスの概念が変わった。一つ一つの技術の高さはもちろんだが、演劇のようなストーリーをダンスで表現できるとは驚いた。文化や言語が違っても訴えるものは変わらないと感じた」と話した。
 パルコ・エンタテイメント事業部の中西幸子劇場製作チームプロデューサーは「他国での公演に比べて若い人が多く、過去一番の盛り上がり。ストリートダンスは若者の共通言語だと再確認できた」と公演を振り返った。
 ダンス・ダンス・アジアでは2020年まで、日本のダンスグループの東南アジア諸国での公演を軸に、新たな文化創造としてのダンスを盛り上げていく。(藤本迅)

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