独立70年の顔・顔・顔 町いっぱいのメラプティ

 お祝いの声が響き赤と白の国旗(メラプティ)が舞う――。17日に独立70周年を迎えたインドネシア。各地で特別な日を楽しむ人々の姿を追った。
 北ジャカルタ・アンチョールにあるカルナファル海岸では、毎年恒例のパンジャット・ピナン(棒登り)大会が開かれた。約10メートルの棒170本が設置され、てっぺんにそれぞれ自転車やスマートフォンなどの「豪華商品」がくくりつけられている。棒にはオイルが塗られており、滑りやすい。4人1組になって肩車をしたり、棒に布を結んで足場を作ったりし、賞品を目指した。
 アンチョールに住むモハマッド・ムスリミンさん(30)は兄弟や親戚とチームを組み、10分ほどで攻略した。「毎年のことなのでお手の物。でも、一番下で3人分の体重を支えるのは一苦労」と話す。賞品は会場で売るつもりという。
 カンプン(下町)では住民が運動会などを開いて盛り上がる姿があちこちで見られた。中央ジャカルタの安宿街ジャクサ通りでは外国人観光客も参加し、楽しみながら一緒に独立記念日を祝った。 
 水族館「シーワールド」では、水中で国旗を掲揚。マルク州アンボンでは伝統楽器やトランペットなど千人の楽器奏者が集まって6曲を演奏し、インドネシア記録博物館(MURI)に国内最大規模の演奏として認定された。

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