705組が候補者登録 地方統一首長選 11選挙区で1組のみ

 総選挙委員会(KPU)は28日、12月9日に実施される史上初の地方統一首長選の候補者登録を締め切った。全国12政党全てが候補者登録をした。正副知事や正副市長の705組が登録され、うち576組は政党推薦、129組は独立候補となった。東ジャワ州スラバヤ市など11選挙区では1組のみ登録、また皆無の地区もあり、KPUは8月1〜3日の3日間に再度登録期間を設ける。

 KPUのフニス・カミル・マニック委員長は29日に「候補者登録はスムーズに行われた」と一連の登録作業を順調に終えたことを強調した。平均して1選挙区に2〜3組が登録し、最多の候補者数は10組の北スマトラ州プマタン・シアンタル県だった。
 9州224県36市の全269選挙区のうち11選挙区では1組しか登録されなかった。11選挙区は東ジャワ州スラバヤ市や西ジャワ州タシックマラヤ県、バンテン州セラン市など。
 候補者がいなかった北スラウェシ州東ボラン・モンゴンドウ県を合わせた12選挙区では8月1〜3日に候補者登録を再度実施する。フニス委員長は「3日間で他の候補が出なければ、その地区は2017年2月の首長選まで延期する」との方針を示した。
 スラバヤ市では、現職のリスマ市長とウィヌス・サクティ・ブアナ副市長の組のみ。バリ州ではデンパサール市やタバナン県などで14組が登録した。
 党首の正統性をめぐり党が二分しているゴルカル党は、アブリザル・バクリー派とアグン・ラクソノ派が協働して219選挙区での候補者登録を済ませた。両派合意の上で候補者を擁立できなかった選挙区では、KPUに選挙日程の延長を求めるなどしている。
 今回の地方統一首長選では憲法裁判所の地方首長選挙法の違憲判断を受け、首長の親族の出馬が可能になった。南スラウェシ州では、複数の地域でシャフル・ヤシン・リンポ知事の親族が候補者登録した。
 一部の選挙区では候補者登録をめぐって混乱も発生した。26日には、タシックマラヤ県の民族覚醒党(PKB)支部事務所を何者かが襲撃し、窓や机などを破壊した。PKBのムハイミン・イスカンダル党首は、党候補に反対する党関係者による犯行とみて党内で調べている。(藤本迅)

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