橋本、桃田が4強 イ・バドミントンOP
バドミントンの国際大会、BCAインドネシア・オープンは5日、準々決勝が行われ、女子シングルスで橋本由衣選手がマリア・フェベ・クスマストゥティ選手(インドネシア)を破りベスト4入りした。男子シングルスの桃田賢斗選手もギンティン・アンソニー選手(インドネシア)を破り準決勝に進出した。
橋本選手は1―1で迎えた3セット目、一時7点のリードを奪われたが逆転した。
アウェーの中、微妙な判定や向かい風の空調に苦しめられた。「風を意識しすぎて中々うまくプレーできなかったが、コーチに声をかけられてから思い切ってプレーできた」と振り返る。「準決勝は自分を信じて頑張りたい」と意気込んだ。
前日にロンドン五輪金メダリストのリ・セツゼイ選手(中国)を破る大金星を上げた女子シングルスの山口茜選手は世界ランク1位の経験がある強豪ワン・イーハン選手(中国)に1―2で敗北した。
1セット目は取ったが、2、3セット目は大差を付けられた。2日連続で中国の強豪との対決となったが「疲れていたわけではないが、自分のプレーができなかった」と悔しさをにじませた。
男子ダブルスの早川賢一、遠藤大由組はモハンマド・アフサン、ヘンドラ・スティアワン組に0―2で敗れた。男子シングルスの田児賢一選手もマーク・ツヴィーブラー選手(ドイツ)に敗れた。(堀之内健史、写真も)