国際大会の出場停止 大統領「組織を刷新」 FIFAが処分決定

 国際サッカー連盟(FIFA)は30日、スイスのチューリヒで開いた総会で、インドネシア・サッカー協会(PSSI)が外部からの介入を受けたとして、代表チームの国際大会への出場停止処分を決定した。
 FIFAの規定ではリーグ戦の運営に外部が介入することを禁じている。政府がPSSIのリーグ運営に介入しているとして、FIFAは警告してきたが、守られなかったとして処分に踏み切った。
 5日にシンガポールで始まるSEAゲーム(東南アジア選手権大会)の23歳以下代表チームの出場は例外的に認めたが、11日からのワールドカップ(W杯)ロシア大会のアジア2次予選以降、制裁解除までFIFAとアジアサッカー連盟(AFC)主催の大会に出場できなくなる。  
 FIFAは制裁を「PSSIが規定を遵守するまで」としており、今後は国内サッカー界の改革が焦点となる。ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領は制裁決定を受け、「組織、システム、管理体制を全て刷新する」と状況打開へ意欲を示した。青年スポーツ省は31日、同省やPSSI、インドネシア・オリンピック評議会(KOI)などと協力してPSSIを改革し、制裁解除を求める方針を示した。
 FIFAが「政府の介入」と問題視したのは、国内リーグのインドネシア・スーパー・リーグ(ISL)に対する青年スポーツ省による勧告。同省の外郭団体がISLに参加する2チームのオーナーが同じであることを問題視して是正するようPSSIに勧告したが、PSSI側は無視してリーグ運営を進めた。これに対し、イマム青年スポーツ相はPSSIの活動を凍結する大臣令を出し、ISLのリーグ戦など全試合が中止になった。
 政府はPSSI改革チームを設けるなどして処分回避を目指していた。ジャカルタ行政裁判所は大臣令を差し止める中間判決を下している。(堀之内健史)

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