9月6〜13日に開催 ジャカルタ日本祭り

 第7回ジャカルタ日本祭り(JJM、主催・JJM実行委員会、協力・在インドネシア日本大使館、ジャカルタ特別州政府)は27日、日本大使館で第1回実行委員会を開き、日程を9月6日(日)から13日(日)と決めた。昨年より約1週間早まった。会場は今後検討することになった。

 実行委員会では冒頭、谷崎泰明大使が「いろいろな席で日本の旗をもっと高く掲げてほしい、と言われている」と日本への期待の大きさを紹介し、「今年もぜひ成功させたい」とあいさつ。実行委の小林一則委員長が、過去6回の祭りを振り返って関係団体の協力にお礼を述べ、「いつも相手のことを考え、優先させてこれからも盛り上げていきたい」と抱負を語った。
 昨年の会計報告の後、事務局が日程を9月6日から13日と提案した。特に最終日のクロージングイベントで雨に降られると、入場者数に影響が出るので、その心配が少ない日程にしたと説明し、承認された。
 昨年の会場は、オープニングイベントを日本大使公邸で、クロージングイベントをスナヤン東駐車場で行ったが、今年は費用や会場の広さを考慮して、再検討する。JJMが最も盛り上がるクロージングイベントの会場は、スナヤン東駐車場のほか、スナヤンのサッカー競技場内や、中央ジャカルタのジャカルタ・コンベンションセンター(JCC)なども候補に挙がっている。
 続いて、昨年の反省もふまえて意見交換。各委員が発言したが、「昨年は会場に空きスペースが残っていた」との指摘に対し、事務局側から「ブースの契約は済んでいたが、直前にキャンセルが出て、空いたスペースが目立ってしまった」と説明があった。
 さらに「ブロックMで行っている縁日祭に比べても、経費がかかりすぎている。もっとボランティアの力を借りた方がいい」との意見や、山梨県や愛媛県など、地方自治体とインドネシアとの活発な交流をふまえて「日本の各自治体に参加を呼びかけたらどうか」などの提案も出た。
 また、この日の実行委には毎日新聞国際事業室の松本昌樹委員が出席し、今年のJJMに、「ジャパン・フードフェスティバル(仮称)」(毎日新聞、コンパス共催)を参画させてほしいとの提案があった。
 フードフェスティバルは和食のシェフを日本から招き、インドネシアの食材を使い料理をつくるなどの試み。日イ交流の趣旨に賛同する意見も出たが、具体的な事業内容は今後の委員会で報告したい、とのことだったため、それを聞いて検討することになった。
 JJMにはジャカルタ・ジャパンクラブとじゃかるた新聞が後援している。(臼井研一)

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