クラブ活動で日イ交流 高殿良博さん(ブディ・ルフール大教授)

 「中村さん、ワンゲル部の顧問なら学生を北スマトラのトバ湖に連れて行ってみてはどうですか」。亜細亜大学が学生や教員の交流の覚書を交わしたのは2年ほど前。ブディ・ルフール大学の高殿良博教授が亜細亜大学の中村幸夫さんに提案し、交流のきっかけが生まれた。
 高殿さんは2009年にアル・アズハル大学の日本語専任教師を定年退職、現職に就いた。「この大学の良さは自分の人脈などを生かした考えを提案でき、実行できるところ」と話す。
 1970年に「日本から出てみたい」とインドネシアに留学。「当時は街中に何もなかった。これほど成長するとは思っていなかった」と驚く。日イの絆が深まるとともに学生の交流も活発化した。亜細亜大の活動もその一つ。「全く知らない土地で、学生たちは片言の英語で懸命に思いを伝えた。山を登るという共通の目標に向け、心が一つになった」と手応えを感じた。

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