高級ホテル九つ開業 首都で2018年までに 外国人誘致に注力

 ジャカルタ特別州観光文化局はこのほど、2018年までの4年間に州内で九つの高級ホテルが開業する予定だと明らかにした。同年には第18回アジア競技大会のインドネシア開催も決まっているが、受け入れ体制の拡充で、州はさらに外国人観光客誘致に力をいれる。
 同局のプルバ・フタペア局長が地元メディアが明らかにしたところによると、開業する高級ホテルはフェアモント、セント・レジス、ラッフルズ、W、ローズウッド、ランガム、ウォルドルフ、ソフィテル、ウェスティンの9ホテル。
 調査会社によると、開業が相次ぐことで州内にあるホテルの客室数は14年の2万9千室から、18年には3万6千室まで、7千室約25%増える見通しだ。
 観光客に加えて、国際会議などが増えていることから年々ジャカルタを訪れる外国人が増えており、14年は240万人だった。今年は270万人と見込む。
 州はこれまでは観光客誘致のため、各国に職員を送るなどしてPRしてきたが、今後はグーグルで広告を掲載したり、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を使うなどネットでの宣伝にも力を入れる。 
 州は昨年、無料の2階建て観光バスの運行を開始。市中心部を周回するコースを走り人気を集めている。西ジャカルタの旧市街コタトゥアの再開発にも取り組み、日本人向けにPR大使にJKT48を起用するなど観光客誘致に力を入れている。
 同局長によると、州は年内にもホテルロビーなどで外国の音楽を流すことを禁止し、インドネシアの伝統的な楽器を演奏するなど、文化紹介の義務付けも検討しているという。

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