5000人が盛り上がる 「地元に日頃のお礼を」 バリ日本人会盆踊り大会

 バリ日本人会は16日、第20回「盆踊り大会」をバリ島ジンバランのアヤナ・リゾート&スパの特設野外会場で行った。これまでで最多の約5千人が集まり、最後の踊りまで大変なにぎわいを見せた。
 空が暗くなり始めたころ、威勢のいい太鼓とともにバリ日本人会の最大のイベントが幕を開けた。ちょうちんの明かりが灯り、「炭坑節」や「ドラえもん音頭」が流れるころには人が続々と集まり出し、入り口から会場までの通路は身動きがとれないほどの混雑に。やぐらの周りは踊る人が多すぎて前に進むのさえ難しそうだ。ボール投げや輪投げなどのゲームコーナーには順番を待つ大人や子どもたちの長い列ができた。
 「盆踊り大会は日本人が日頃お世話になっている地元の人たちへのお礼も兼ねている」という万亀子イスカンダール日本人会会長の言葉通り、インドネシア人の家族連れや若者が圧倒的に多い。「毎年来場者が増えているのは、ここで楽しい思いをした人たちが回りの人を誘ってくるから。バリの元気な邦人社会をアピールする場にこれほどの人が集まるのは素晴らしいこと」と万亀子会長は話した。
 ステージではバリ日本語補習授業校の小中学生によるチアグループ「シューティングスターズ」がダイナミックなダンスで大会を応援。祭りが最高潮に達したところで、日本人会のグランタン楽団(竹のガムラン)「スアール・ドゥイストリ」が熟練した演奏で南国バリの盆踊りを更に盛り上げた。
 昨年同様、最後は打ち上げ花火に一際大きな歓声が上がったが、この後もやぐらの周りには大勢のインドネシア人の若者らが輪を作り、最後の2曲を名残惜しそうに踊っていた。
 ウブドに滞在している横山美幸さんは「これほどの規模だとは思わなかった。人出も多くて驚いた。くじ引きで景品を当たったのもうれしかった」と異国での初めての盆踊り大会に満足した様子だった。(バリ島ジンバランで、北井香織)

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