イの3選手、Jに挑戦 トライアウトに参加

 インドネシアの若手サッカー選手3人がJリーグでのプレーを目指して訪日した。3日には日本プロサッカー選手会(JPFA)主催の合同トライアウト(選手選考会)に参加し、集まったクラブ関係者らに実力をアピールした。
 日本を訪れているのはリュウジ・ウトモ選手(19)とシャムシル・アラム選手(22)、ガビン・クワン選手(18)の3人。いずれも世代別代表で選出歴があるほか、ヨーロッパや南米でプレーした有望株だ。リュウジ選手は母方に日本人の祖母を持つ。
 千葉県の競技場で開かれた選考会には国外からリュウジ、シャムシル両選手のほかにタイの2選手が参加し、来季の契約がない日本人選手70人とともに試合形式の選考を受けた。8月にFC東京の練習に参加したガビン選手は直前に体調を崩し、参加を見送った。
 イ人選手2人のプレーについてJリーグ関係者は「限られた時間と異なる環境の中、よく頑張っていた」と評価。両選手は取材に対し、日イのプレースタイルの違いを感じたと話し、持久力を向上させて適応できるようにしたいと語った。
 3選手は先月下旬に訪日し、ジュビロ磐田の練習にも参加した。同クラブの選手とスペイン語や英語で交流したという。
 インドネシア人Jリーガー第1号のイルファン・バフディム選手(26)は昨年の選考会に参加。ヴァンフォーレ甲府の練習にも参加したことで同クラブへの加入につながった。
 1年契約のイルファン選手は今週末に行われる今季最終節を待ってクラブとの来季に向けた話し合いを本格化させる。コンサドーレ札幌のステファノ・リリパリー選手(24)も契約期限を迎えており、クラブは年内に結論を出す方針だ。(田村隼哉、アリヨ・テジョ)

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