各部の魅力を体験  子どもと参加も JJC個人部会フェス

 ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)は8日、バンテン州南タンゲラン市のジャカルタ日本人学校(JJS)で「個人部会フェスティバル」を開いた。2006年、邦人のジャカルタ生活の充実を支援しようと、趣味を見つける場として始まり、今年で9回目。スポーツ、文化系の16の部が新赴任者たちに各部の魅力を発信、部活動への参加を呼びかけ、笑顔があふれる一日となった。

 少年野球チームリトルリーグ部は小学部グラウンドでストラックアウトを、中学部のグラウンドではラグビー部が練習会を実施し、来場者にまず体験してもらう工夫を凝らした。中学部や小学部の体育館でもバドミントン部や剣道部が活動を紹介した。
 昼過ぎには中学部アトリウムに女声コーラス部「コール・ムティアラ」の歌声が響いた。昼食を取っている来場者に向け「ゲリラライブ」を実施。日本の「上を向いて歩こう」をはじめ、同部として初披露のインドネシアの歌「ラユアン・プラウ・クラパ」など計4曲を歌い上げた。指揮者の享子・サキナ・ジャワスさんは1970〜2012年までJJSで音楽の教師を務めた。来場者には教え子が多くいるため「活動紹介だけじゃなく教え子との再会もできる良い機会」と話す。
 他にもスタンプラリーやラッキードロー大会もあり、部員と来場者が一緒に盛り上がった。JJSの第1会議室では公開講座が開かれ、ジャカルタ・コミュニケーションクラブ(JCC)の甲斐切清子さんが「日本語教師七転八倒物語〜番外編」を、ジャカルタなどで日本食料理店を経営する竹谷大世さんが新生活者に向けて講義した。
 JJC個人部会の石村昭彦会長は「たくさんの人が来てくれた。子どもたちが入れる部もある。子どもをきっかけに保護者の皆さんも部に入ってもらえればうれしい」と話した。(山本康行、写真も)

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