経済協力で意見交換 現職・次期大統領と会談 福田日イ協会会長

 ジャカルタを訪問中の福田康夫日本インドネシア協会会長(元首相)は1日、ジャカルタ特別州庁舎で次期大統領のジョコウィ知事と会談し、両国の友好関係や経済協力の発展に向けて意見交換した。ユドヨノ大統領やカラ次期副大統領とも個別に会談した。

 会談でジョコウィ氏は、海洋国家としての発展を目指し、港湾インフラの整備などを重視する方針を説明。日本からのインフラ・産業投資に期待を示した。福田氏は両国が共に島国であることなど、共通点に触れ、「海洋国家同士、協力できるところはたくさんある」と話した。
 また、ジョコウィ氏は許認可や土地収用の難しさを指摘する声が日系企業から出ていることを認め、「現場主義で問題を早期に解決するよう努めたい」と述べた。会談後、両氏は中央ジャカルタのホテル・プルマン前の大量高速鉄道(MRT)建設現場を視察した。
 その後、福田氏は大統領宮殿でユドヨノ氏とも会談し、同氏が大統領を務めた10年間で民主化や経済、日本との関係が大きく進展したと評価した。同氏は2004年10月、大統領就任式に出席した福田氏(当時衆議院議員)と会談した当時を振り返り、「10年後、大統領を辞める直前にお会いできるのは非常にうれしい」と話した。先月27日にバリ州でジョコウィ氏と会談した際も、日イの協力関係の継続を求めたという。
 さらにユドヨノ氏は「インドネシアと日本、東南アジア諸国連合(ASEAN)と日本の良好な関係は、地域の安定と平和のために中核的な役割を果たしている」として、政治・安全保障面でも両国の協力が重要とした。
 カラ氏とは南ジャカルタのダルマワンサ・ホテルで会談し、経済やインフラ開発などについて意見を交わした。
 日本インドネシア協会は法人会員170社以上が加盟し、日本の対インドネシア交流の窓口となっている。今回の訪問は民間の立場から新旧政権との連携を確認する狙いがある。日イ協会の黒田直樹副会長(国際石油開発帝石会長)や飯村豊副会長(外務省東南アジア協力担当大使・元駐インドネシア大使)、経団連日本・インドネシア経済委員会の大八木成男委員長(帝人会長)、政策研究大学院大学の白石隆学長が同行した。(道下健弘 写真も)

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