第2次世界大戦博物館 激戦地モロタイ島に 元日本兵が表彰状寄贈

 北マルク州モロタイ島で開かれている国際海洋博「セイル・モロタイ」の記念式典と、新しくできた第2次世界大戦博物館の内覧会が15日、同島であった。ユドヨノ大統領や鹿取克章・駐インドネシア日本大使らが出席。日本側は、陸軍兵士として同島で戦った津村博典さん(91)=鳥取県=の戦績をたたえ陸軍幹部が与えた表彰状の写し、同島での戦没者名簿を博物館に寄贈した。
 モロタイ島は太平洋戦争の激戦地として知られる。津村さんは同島で戦い、存命する唯一の元日本兵。表彰状は津村さんが米国の魚雷艇を砲撃し、撃沈させた功績をたたえ、阿南惟幾第2方面軍司令官(後に陸軍相)が贈った。津村さんは直前まで式典に参加する意向だったが、健康上の問題から来イを見送った。厚生労働省がまとめた戦没者名簿には元陸軍兵士の氏名が記載されている。
 博物館には、寄贈された2点のほか、当時使用された兵器や写真などが展示される。
 内覧会には、かつて日本の交戦国だった米豪の駐在大使、元兵士らが出席した。
 7月28日に開幕した国際海洋博はインドネシアの海や島にちなんだ観光資源を世界に宣伝しようと、国内各地の持ち回りの形で毎年開いている。
 ユドヨノ大統領は国際海洋博覧会の式典で「経済的な潜在能力があり、人々の繁栄に利用されるべきだ」として、島々の接続性を高める必要性を強調。同島の豊富な天然資源や景観、独自の文化をアピールした。
 国軍や警察部隊によるパラシュート降下の展示、インドネシア、米国、豪州、シンガポールの軍艦による海上パレードなどがあった。

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