「世界の釜本」に習え JJSでサッカースクール

 日本のサッカー界をリードしてきた伝説的選手で、日本サッカー協会顧問の釜本邦茂さん(70)が10日、ジャカルタ日本人学校(JJS)小学部グラウンドでサッカースクールを開いた。ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)ジュニアサッカー部の小学部3年生から中学部3年生、JJSサッカー部の約140人が参加。「世界の釜本」の一挙一動を注視し、練習に励んだ。
 講師には釜本さんと共に元日本代表選手の遠藤彰弘さんが参加した。サッカースクールは基礎練習から始まり、終盤にはミニゲームも行った。
 釜本さんが来イするのは45年ぶり。釜本さんは子どもたちに「ジャカルタでもこんなに多くの日本人の子どもたちがサッカーをしていてくれてうれしい。インドネシアはサッカー熱が高い国。負けずに頑張ってほしい」と激励した。
 釜本さんはセレッソ大阪の前身であるヤンマーで活躍した元日本代表選手。1968年のメキシコオリンピックでは7得点を挙げ、得点王に輝いた伝説的ストライカー。遠藤さんは横浜F・マリノスで活躍。96年のアトランタオリンピック代表では中心選手として出場した。
 今回のサッカースクールは、スリーボンド・マニュファクチャリング・インドネシアとスリーボンド・ガルパンセールス・インドネシアが主催。スリーボンド・マニュファクチャリングの福田昌秀さんは「インドネシアで普段お世話になっているJJCやJJSに少しでも恩返しが出来ればと企画した。多くの子どもたちが参加してくれてとてもうれしい」と感想を述べた。
 スリーボンドグループは社会貢献活動の一環として、日本国内の主要都市で年3回、海外では中国・東南アジアで年3回サッカースクールを開催。タイやシンガポール、マレーシアで開いたことはあったが、インドネシアは今回が初めて。(藤本迅)

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