メトロカプセルに意欲 JMには猶予で足踏み ジョコウィ知事 

 ジャカルタ特別州のジョコウィ州知事は2日、西ジャワ州スバンにある地場系機械部品製造プルカカス・レカダヤ・ヌサンタラを訪れ、同社が提案する小型モノレール「メトロカプセル」の試作車両を視察した。メトロカプセルをめぐっては、アホック副知事が州内で別のモノレール事業を進める運営会社ジャカルタモノレール(JM)との基本契約を破棄し、メトロカプセルのみを建設すべきだと主張している。一方、ジョコウィ知事は猶予期間を再び延長しており、完成が遅れ、再び暗礁に乗り上げる可能性が出てきた。
 ジョコウィ知事は視察後、記者団に「機械製造の経験が豊富で、輸出の実績もある。(小型モノレール建設の)信頼に足る企業だ」と称賛した。全ての資材・部品は国内で調達し、コストはJMが建設予定のモノレール1キロメートル当たり4千億ルピアと比べ、同1140億ルピアと格段に安い。同様の車両がシンガポール・チャンギ空港でターミナル間移動機関として使われていることもあり、ジョコウィ知事はスカルノハッタ空港との接続や、大量輸送機関の乗り換え路線として導入に前向きだ。
 知事はこの日、4時間かけ目的地に到着。選挙や他事業で忙しい中2時間を視察に充て、導入に強い関心を示し「ジャカルタだけでなく、他都市でも運行すべきだ」と話した。
 首都のモノレール建設ではJMが進める事業もあ­り、メトロカプセルに変更すべきとの声もある。
 州政府とJMは先月31日までに事業計画覚書の再締結を目標としていたが、期限を過ぎても実現には至っていない。アホック副知事はJMとの基本契約を破棄し、計画変更をジョコウィ知事に進言。一方、知事は再び猶予を与えており、アホック副知事は「私が知事だったら今すぐ破棄する。このままではモノレールの建設も遅れてしまう」と危機感を募らせている。

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