スラメット山 噴火 中部ジャワ密集地が警戒

 中部ジャワ州のスラメット山(標高3428メートル)で火山活動が活発化している。2日以降、火山性地震が多発し、10日からは小規模な噴火を繰り返しており、人口が密集する周辺の各自治体は警戒を強めている。
 火山地質災害対策局(PVMBG)は11日、警戒レベルを4段階中、上から3番目の「ワスパダ(注意)」に引き上げ、山頂から2キロ以内への立ち入りを禁止した。12日には800〜千メートルの噴煙を上げ、山頂付近は火山灰が降り積もった。
 スロノ同局局長によると、スラメット山の火山活動は1932年以降、約20年周期とされていたが、69年以降、88年、98年、2009年と不定期になっている。近年、死傷者が出る大規模な噴火は起きていない。東ジャワのクルッド山が先月噴火し、ジャワ島広域に被害が及んだこともあり、国家災害対策庁(BNPB)は警戒している。
 スラメット山はジャワ島で東ジャワのスメル山(3676メートル)に次ぐ2番目の高さで、山ろくには観光客でにぎわう避暑地のバトゥラデンがある。山頂から15キロに人口25万人のバニュマス県都プルウォクルトがあり、プルバリンガ、ブルブス、プマラン、トゥガル各県にまたがる。
 各県政府は国軍や救助隊などと連携し、避難経路を整備。特に火山活動の被害が大きいと推測されている同山西側では、最大20万人の避難民が出ることを想定している。プルバリンガ県は12日、登山客の入山を禁止した。13日時点で避難勧告は出ておらず、山ろくの住民は通常通りの生活を送っているという。

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