ささやかな募金集め 石川県でイ人留学生 クルッド山避難民を支援

 13日に噴火した東ジャワ州クルッド山周辺では、住民が今も避難生活を送っている。避難民を支援しようと、北陸先端科学技術大学院大学(石川県能美市)に通うインドネシア人留学生デニー・ウィリーさん(38)は23日、能美市のイベントで募金活動をした。集金した1万円は能美市が預かり、提供先を探している。
 ウィリーさんが所属する同大知識科学研究科永井研究室と能美市は同日、小学生や親子を対象にインドネシアの文化と遊びを学ぶ体験会を共催した。会ではインドネシアも日本と同じ災害大国で、クルッド山が噴火し「避難民が多数出ている」と訴えた。来場した参加者100人に募金を呼びかけると、積極的に募金してくれたという。
 西ジャワ州バンドン出身で児童心理を研究するデニーさんは昨年7月、子供たちの協力を得て研究活動をするため、ジョクジャカルタ特別州カソンガン村を訪問した。噴火で同村にも火山灰が降ったという。「村の人がとても心配になった。噴火で避難した人はまだ残っており、今後も募金活動を続けたい。重要なのは継続的な支援だ」と力を込める。研究補助員の森進太郎さん(38)は募金活動を中心になって支援した一人だ。去年の4月からイベントの開催は決定していたが、直前になってクルッド山噴火のニュースを見て募金を提案した。「準備会で自然と募金が話題になった」という。
 クルッド山の噴火では3人が死亡し避難民は最大で10万人。国家災害対策庁(BNPB)はまだ半径5キロ以内に住む約1万人の帰宅は認めていない。同州ブリタル県やクディリ県は火山灰で屋根が壊れる被害が多く、住民らは修復作業をしており、国や州政府が支援している。(小塩航大)

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