3期ぶり伸び鈍化 昨年第4四半期の事業指数

 中央統計局がこのほど発表した2013年第4四半期のビジネス傾向指数(ITB)は104.72ポイントで3期ぶりに伸び率が縮小した。
 ITBの構成項目別では、事業収入が108.86、生産・事業稼働率が106.21、労働時間が102.68。部門別では、全部門のうち、農林水産業(95.54)を除く8部門が100ポイントを超え、107.33ポイントの電力・ガス・上水道が最高だった。
 14年第1四半期の見通しは、前期から0.79ポイント低下の103.93。選挙を控え、事業環境に不透明感が増す懸念を反映した形となった。
 
◇消費指数も伸びず
 また、13年第4四半期の消費者動向指数(ITK)も前期比2.38ポイント低下の109.64となり、伸び率が鈍化した。
 構成項目別では、全3項目が100を上回ったが、「食料品(鮮肉、鮮魚、牛乳、青果)と非食料品(衣料、住宅、教育、運輸、保健、娯楽)の消費」が同6.50ポイント低下。「世帯収入」と「日常の食品消費に対するインフレの影響の有無」は2ポイント以内の低下に収まった。
 州別では、全33州が100ポイントを上回り、最高はバリ州の115.03、最低はリアウ州の105.06だった。
 今年第1四半期の見通しは106.84。電化製品やオートバイなど耐久消費財の購入予定の項目が指数を引き下げた。

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