為替経済Weekly
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渋滞緩和・開発促進に期待 LRTが運転開始
先月よりジャカルタ軽量軌道交通(LRT)が商業運転を開始した。お客さまとの面談で話題に出たので、物見遊山気分で乗ってみた。今回はLRTが与える影響について触れ.....
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年後半の上向きに期待 20年の各国展望
謹賀新年。本年もよろしくお願い申し上げます。2020年のスタートにあたり、ことしの経済を見通す上での注目ポイントについて、国ごとに簡単に触れたい。 まずは.....
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EC市場拡大・デジタル決済活況
♪雨は夜更け過ぎに、雪へと変わるだろう――、この時期になるとよく耳にする定番曲、ジャカルタの居酒屋でも聴こえてきた。きょうはクリスマスイブ。インドネシアでは雨.....
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内需の下支えに期待 ASEAN各国の成長率
先月末にかけて、各国の7~9月期の実質GDP(国内総生産)成長率が発表された。今回は東南アジア諸国連合(ASEAN)主要5カ国(インドネシア、タイ、マレーシア.....
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訪日客増から考える経常収支 観光強化加速に期待
先月、日本へ出張した。東京駅近辺でヒジャブを被った旅行客を何組も見かけただけでなく、紅葉がピークシーズンだった京都の地下鉄では、インドネシア語の会話を聞いた。.....
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成長に先行き不透明感 年末年始の相場に注意
師走に当たるこの時期は、来年の事業計画作りを含めて、日系企業に勤めるわれわれにとってはいつも以上に忙しくなる。例年この時期は年末越えの米ドル資金需要増加を見越.....
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選挙前後に変動も安定 1年の為替振り返り
2019年も残すところ約1カ月となった。今回は19年の為替動向について振り返ることとしたい。 ことしは大統領選挙、新首都発表、中銀による相次ぐ政策金利の引.....
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目立つ韓国・中国企業の動き 自動車・金融・ITで活発
ジャカルタ・ジャパンクラブ(JJC)法人部会の活動などを通じて、韓国系企業の方々との知己を得る機会があるが、彼らのインドネシアでの在籍年数・ローカル企業群との.....
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「予防的に」景気を下支え 4会合連続利下げ
今回は、10月に実施されたインドネシアと米国の金利引き下げについて、見てみたい。具体的には、10月24日にインドネシア中銀(BI)が0・25%の利下げを発表し.....
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渋滞から高速道を考える 現政権で発展
2週間前、大渋滞に巻き込まれた。カラワン地区(西ジャワ州)からジャカルタまで7時間半を要した。高架高速道路の工事が片付いてきて油断していたが、事故渋滞の影響だ.....
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GDP世界5位目指し改革へ ジョコウィ政権二期目
いよいよジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)大統領の2期目、新たな5年が始まった。先週の就任式では「2045年までに一人あたり年間所得が3・2億ルピアとなり、先.....
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中銀の独立性とは 注目集まる利下げの有無
今週末のインドネシア中央銀行(以下BI)の定例理事会を控え、4会合連続となる利下げの有無に注目が集まる。この関連で、今回は中央銀行の独立性について、考えてみた.....
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EU離脱の経済への影響 刻々と迫る期限
10月末の英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)の期限が刻々と近づきつつある。英国のEUからの「合意なき離脱」を避けるべく、再度来年1月までの暫定延長措置.....
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貯蓄・消費の均衡 人生のステージにたとえて
先日、第2の首都候補地であるサンボジャを訪れたが、首都建設までの道のりは、まだまだ長いと感じた。カリマンタン島で最初の高速道路(バリックパパン〜サマリンダ間).....
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DNDF市場の効果 中銀の試みは成功
先週火曜日、みなさんも直面されただろうが、想定以上に大規模なデモがあった。中央ジャカルタのスマンギからスナヤンにかけて道路が封鎖されるなどの混乱があり、私も支.....
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税制改革のかじ取りに期待 国家財政安定が最重要
先週、米国、インドネシアと重要な金融政策の判断が行われた。まず18日(アジア時間19日朝)に、米国連邦準備制度理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC.....
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外需も徐々に底入れへ ASEAN経済状況
東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の2019年第2四半期の経済成長率データが出そろった。今回は、ASEAN全体の経済状況を中心に俯瞰(ふかん)してみたい。 .....
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過ぎた人間の欲の行き着く先 要注視の米中貿易戦争
足元では、際限なく米中貿易戦争が繰り広げられている。今月1日には米国の対中関税第4弾が発動され、中国もすかさず関税対象品目を増やす報復措置を取った。 皆さ.....
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インド政府の販促策を注視 落ち込む自動車販売
7月の自動車販売台数(ガイキンド)が発表された。1~7月の国内販売累計は58万7千台(前年同期比11%減)と、力強さに欠ける展開が続いている。ことしは年間10.....
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利下げのタイミング 国内状況に基づく金融政策へ
前回触れた首都移転について。ジョコウィ大統領の演説を受けて、インドネシア中銀(BI)や金融庁(OJK)などの金融機関のカリマンタン島への移転可能性を心配してい.....
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逆イールドは追い風 直接投資の拡大も重要
独立記念日に先立つ16日の金曜日、注目されていたジョコウィ大統領による議会での演説があった。これについては、次の機会にコメントすることとして、今回は、先週木曜.....
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相次ぐ不測の事態 地震、停電、為替急落…
ここ10日間ほどは、不測の事態が相次いだ。まず2日夕刻、ジャワ島西部沖でマグニチュード6・9の大きな地震があった。小生は、市内のホテルで式典スピーチを聞いてい.....
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追加利下げは米国次第 注目される大統領演説
先週後半は、金融市場が大きく動いた。まずは、米連邦公開市場委員会(FOMC)について触れたい。既報の通り、米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)が.....
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EVの足音聞こえたGIIAS 自動車販売の復調に期待
ガイキンドのインドネシア国際オートショー(GIIAS)が28日、盛況裡に閉幕した。小生は初日の18日に見学の機会を得た。詳細は、先週の本紙で報道された通りで、.....
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昨年とは違う景色 ルピア高を予防か
まずは先週のインドネシア中銀(BI)の利下げに触れたい。既報の通り18日、政策金利である7日間レポレートが0・25%引き下げられた。米国の金利引き下げが確実視.....
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顕在化する買収後の課題 日本企業の海外M&A
為替や金利は、既報の通り、月末にかけてがひとつの山場になり、足元はその前哨戦として膠着(こうちゃく)状態が続いている。そこで、今回は視点を変えて、日本企業によ.....
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要注視のインフレ兆候 重要な消費者物価指数
今回は、景気を占う上でよく話題にされる「消費者物価指数」についてみてみる。先週、当地6月の同指数が発表され、総合指数は前年同月比3・28%の上昇、コア指数は同.....
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貿易赤字は拡大の懸念 投資魅力、高める努力を
早くも7月に入った。2019年も半分が過ぎてしまった訳で、6月にかけては、帰任された方や新たに着任された方にお会いする機会も多かった。節目ということもあり、今.....
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信頼高まる金融市場 3年ぶりに準備率引き下げ
今後の金利動向を見通す上で、先週は大きな節目のタイミングであった。既に本コラムでお伝えした通り、米連邦公開市場委員会(FOMC)とインドネシア中銀(BI)の政.....
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中国の受け皿になれるか 生産・輸出代替の流れ
今回は、インドネシア以外の周辺諸国の経済について、足元の状況をみてみたい。 先月末にかけて発表された東南アジア諸国連合(ASEAN)主要5カ国(インドネシ.....