MRTで映画ロケ 韓国翻案作品、年内公開へ

 ジャカルタの大量高速鉄道(MRT)がこのほど、初めて映画のロケ地に起用された。2011年に韓国で大ヒットした「サニー永遠の仲間たち」の翻案作品「ベバス」で、主人公らが乗車するシーンに使われるという。
 同作は、大人になった主人公が疎遠になった学生時代の仲間たちと再結集する友情物語で、過去と現在の時間軸を行き来するストーリー。1995、96年と、2019年のジャカルタが舞台になる。
 インドネシア映画界をリードしてきたマイルズ・フィルムが製作。ロケは16日に行われた。プロデューサーのミラ・レスマナ氏は地元メディアの取材に対し、「MRTは映画のストーリーと一致して、ジャカルタの発展を示す最良の表現になる」、監督を務めるリリ・リザ氏は「開業が待ち望まれていたMRTはジャカルタ市民の誇り。全てのインドネシア映画の観客に伝えたい」と話した。
 MRT運営会社のウィリアム・サバンダル社長は「MRTが人々の日常生活の一部となり、このシーンがMRTはジャカルタを変えているという一つの実例になれば」と語った。
 映画には女優マルシャ・ティモティさんらが出演、年内の公開を予定している。(上村夏美)

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