夜のコタで飲茶食い倒れ ヤムチャ・ハウズ 早い、安い、うまい

 西ジャカルタの中華街、マンガブサールに、安くておいしい飲茶が食べられる店があると聞き、仕事帰りに足を運んだ。店名は「ヤムチャ・ハウズ(Yum Cha Hauz)」。時刻は午前0時。禁断の宴が幕を開けた。
 メニューを開いてまず驚いたのは、バリエーションの多さ。蒸し物だけで21種類。揚げ餃子やゴマ団子、蒸した春巻き「腸粉(チョンファン)」などを加えると、点心だけでなんと59種類に上る。値段は1万9千~3万5千ルピアとお手軽。ビンタンビールも大瓶が3万5千ルピアと割安感がある。
 平日は6品注文すると1品が無料で付いてくる「Buy6 Get1 Free」キャンペーンを行っており、まさに〝万全の布陣〟で客を迎える。
 食欲にかられるがまま、豚シューマイ(Siomay Babi=2万ルピア)を3皿オーダーした。同店の豚シューマイは、餡にぶつ切りの海老が入っているのが特徴。好みの問題もあるが、肉汁が溢れるジューシーな豚肉とプリプリとしたエビの食感を同時に楽しめる、〝1皿で2度おいしい〟一品。あっという間に平らげてしまった。
 続いて頼んだ海老の蒸し餃子(Hakau=2万1千ルピア)は、中国語では「水晶鮮蝦餃」と表記。薄手の皮に海老の鮮やかなオレンジ色が透き通る、目でも楽しめる一皿だ。美しい見た目とは裏腹に、海老が丸ごと入っており、食べ応えも十分だ。最後に注文したチマキ(Lo Mai Kai=2万1千ルピア)は、蓮の葉の香りが食欲をそそる。甘辛い豚の角煮とトロール・アシン(塩漬けにしたゆで卵)が、絶妙な塩梅で組み合わさる。
 こってりした点心を心ゆくまで堪能したら、お勧めしたいのが温かいジャスミンティー(1万ルピア)。やさしい香りと風味が、油で疲れた胃を落ち着けてくれる。とは言え、食べすぎは禁物。胃の状態と翌日の予定を考えながら、食べる量を調節しよう。
 同店は2018年に開店。マンガブサールと北ジャカルタのプルイットに店を構える。どちらも午前2時まで営業しており、昼下がりのティータイムから、仕事終わりの宴会まで、幅広く使えそうだ。(高地伸幸、写真も)

◇Yum Cha Hauz
住所 Jalan Labu No.1, Mangga Besar, Jakarta Barat, Taman Sari, Jakarta Barat
営業 月~金 午前10時~翌午前2時、
   土日曜 午前6時~翌午後2時

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