【この店おすすめ】 素朴なタイ料理

 南ジャカルタの外環高速道から、さらに南に入ったところにあるタイ料理のレストラン。住宅街を抜けると、十字路の角にゾウの石像を目印にしたお店がありました。
 紹介者は大久保マイさん(34)。子どもを近くの幼稚園に送った後、迎えに行くまでの間、近くでママ友と食事をしたりする時に使っているとのことです。
 タイ料理と言えばトムヤンクン。大久保さんのお気に入りで「来るたびに頼みます」というシーフード(3万8500ルピア)を注文します。「唐辛子が大好きなんです」と自分で言う辛いもの好き。クリーミーな味わいにピリッとした辛さが際立ちます。日によって、辛さの度合いが違うと評する大久保さんによると、「今日は辛いですね」とのこと。辛いのがあまり得意でないという人は、練乳が入ったタイ・アイス・ティー(2万ルピア、練乳抜きは1万5000ルピア)で中和しながら、挑戦してみては。
 えびが入った春巻きの「ルンピア・ウダンゴレン」(4万2500ルピア)は、サクッとした衣とプリッとしたえびのコントラストが特徴。パンダンの葉に包まれた鶏の揚げ物「アヤム・ゴレン・ダウン・パンダン」(3万9500ルピア)は、柔らかな食感が良く、鶏肉とパイナップル、カシューナッツなどを使ったチャーハン「ナシゴレン・ナナス」(2万8500ルピア)は酸味が効いていて、インドネシアのナシゴレンに慣れた身としてはなかなか新鮮でした。
 それぞれ、より量が多いMサイズもあるので、大人数の場合は、そちらをどうぞ。
 オーナー、シェフともにタイ人とのこと。ジャカルタ中心部にあるようなレストランと比べ、素朴な感じではありますが、味の方はなかなかしっかりしたもの。お昼時にはたくさんの会社勤めらしきインドネシア人グループで賑わっていました。
 外国料理のレストランがあまりない地域で、最初は「なぜここに?」と思いましたが、よくよく考えると外環道沿いは、オフィスビルが建設ラッシュ。近くにはシンガポール・インターナショナル・スクールがあり、外国人も多く、理にかなった選択なのかも。今後は、外国料理のレストランがこれからどんどん増えていくのかもしれませんね。(上野太郎、写真も)

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