日本の素材に魅せられ 若手イ人デザイナー コラボ作品発表へ (2017年12月26日)

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 2018年4月に開催されるインドネシア国内最大級手工芸品展「イナクラフト」で、日本生まれの素材とバティック(ろうけつ染め)のコラボレーション作品を発表しようと、若手インドネシア人デザイナーのペギー・ハルタントさん(29)が準備を進めている。 
 親類が日本人男性と結婚し横浜市に住んでいることから、何度も日本を訪れているペギーさん。ことし4月、日本で知った旭化成独自の素材「ベンベルグ(繊維名キュプラ)」のさらりとした肌触りに魅せられ、バティックとのコラボレーションが決まった。 
 「ベンベルグはシルクのような光沢があり、コットンの着心地、肌触りの良さもある。何より着ていて涼しく、インドネシアにぴったりな素材と思って感動した」と笑顔で話す。 
 現在は、バティックの生地製作でベンベルグの持つ素材感を最大限に出せるよう試行を繰り返しており、「満足のいくものが18年までに完成するよう願う。日本国内で制作されるような高品質な作品を目指す」と意気込む。 
 ペギーさんは06〜11年、オーストラリア・シドニーに滞在し、学校でデザインを学んだ後、実務経験を積んだ。12年のインドネシア帰国後、自身のブランド「ペギー・ハルタント」を双子のペティーさん(29)、姉のリディアさん(31)と共に立ち上げ、姉妹3人で営業から広告まで行っている。 
 最近では、若手デザイナーの登竜門「インターナショナル・ウールマーク・プライズ」のアジア地区大会ウィメンズ部門に、インドネシア代表として出場した。(上村夏美、写真も)

ペギー・ハルタントさん(中央)とペティーさん(左)、リディアさん
ペギー・ハルタントさん(中央)とペティーさん(左)、リディアさん

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