八百屋で魚介販売 しょうゆ漬けイクラ 八百萩°とさかなや (2017年06月16日)

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 東ジャワ州スラバヤ市内に店を構え、ジャカルタ特別州では配送サービスを手がけている鮮魚店「さかなや」が、ジャカルタ特別州内で自然・有機栽培した日本野菜などを販売する「八百萩°(やおぱぎ)」で、しょうゆ漬けのイクラや明太子、タコなどの販売を開始した。これまでジャカルタではなかなか手に入らなかった新鮮な魚介を家庭で味わうことができる。
 さかなやは今回、北海道で創業103年の水産加工の老舗「カネシメ松田水産」と協力し、北海道から新鮮なイクラやタラコなどを輸入。一番のおすすめは、イクラをしょうゆで漬けた「醤油イクラ」(100グラム26万8500ルピア)。北海道の虎杖浜産のイクラで、着色料や保存料、発色剤などは一切使用していない。
 オーナーで水産コンサルタントの和田圭さんは「値段は張りますが、インドネシアで一番おいしいイクラです」と胸を張る。インドネシアで流通しているイクラは、塩漬けされているものがほとんど。和田さんが温度や漬ける時間にこだわったしょうゆ漬けのイクラは、旨みと甘みがぎゅっと詰まった粒がはじけ、ぷちっとした食感がたまらない。
 家庭にある冷凍庫で2週間ほど日持ちする。食べる際には、朝に冷蔵庫で解凍し、夜の食卓に出すのがベスト。「晩御飯やお祝いごと、単身赴任の方のお酒のおつまみにも最高です」と話す。
 他にも、たこわさびやたこ旨煮(各一つ6万500ルピア)、イカの塩辛(100グラム11万ルピア)、明太子(同10万3500ルピア、500グラムは44万7千ルピア)も販売。たこ旨煮はやわらかすぎず、食感が楽しめる硬さがおいしさの秘けつだ。
 八百屋で魚介を販売することになったきっかけは、「新鮮で安全でおいしいものを食べてほしい」という理念が一致したため。「野菜と魚って合いますよね」という和田さんの話から、実現に至ったという。
 和田さんは「日本の新鮮な魚介を先駆けて、インドネシアに輸入できたことはうれしい。同時に、インドネシアの水産品を使い日本の味を作るという試みもある」と話す。今後も販売できる魚介の種類を増やしていくという。
 店内では明太子のパスタやカイワレ大根と明太子のサラダなど、レシピも紹介されている。(毛利春香、写真も)

八百萩°
BlokA本店
住所 Jl. Panglima Polim Raya, No.127 A4, Pulo, Kebayoran Baru, Jakarta Selatan
営業 午前9時~午後5時
Sudirman店
住所 Ruko Sudirman Park C35, Jl. KH. Mas Mansyur Kav. 35, Jakarta Pusat
営業 午前9時半~午後5時半
定休 両店とも日祭日

新鮮なタコとイクラ
新鮮なタコとイクラ
和田さん(右)は店で試食会も実施している
和田さん(右)は店で試食会も実施している

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