漁業管理計画を作成へ ウナギシンポ閉幕

 国際協力機構(JICA)と海洋水産省が共催したインドネシアのウナギ保全や産業発展をテーマにしたシンポジウムは26日、提言をまとめて閉幕した。海洋水産省は提言を元にウナギの資源を保全しつつ、輸出商品に育てるための漁業管理計画を来年4月ごろに作成する。
 提言はウナギに関する包括的な統計が無く、研究も十分になされていないなどの問題が指摘された。今後は研究者の人材育成や予算の増額、漁獲管理、密輸取締り強化、養殖の近代化や技術向上などに取り組む必要があるとした。

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