【この店おすすめ】絶景レストラン
切り立った崖と雄大なインド洋の眺めで有名なバリ島南部のウルワツ。サーフィン・ポイントとして知られるパダン・パダン・ビーチに最近オープンした「ブルーヘブン」はガラス越しにコバルトブルーの海を見ながらゆったりと食事のできるレストランだ。「案内したお客さんにとても喜ばれたので」と、バリの旅行代理店に勤める崎原民子さんが教えてくれた。
まずは有機野菜を使用したミックス・グリーンサラダ(6万5千ルピア)から。バルサミコとマヨネーズを混ぜたドレッシング、ブルーチーズを使ったクルトンで一味違ったグリーンサラダに仕上がっている。
次はマッシュルーム・ソースのテンダーロイン・ステーキ(11万1千ルピア)を2人で分けた。中心がほんのりピンク色のウェルダン。適度な湿り気があり、柔らかくてとても食べやすい。ソースは肉の味を引き立てる程よい濃さ。付け合せのポテトにも一工夫が感じられる満足の1品だ。
鮮やかな黄色のスパゲッティ・サフラン・ソース(7万5千ルピア)は、クリームソースにサフランを加えたシーフード・スパゲッティ。イカ、白身魚、エビがたっぷり入っている。クリームソースだけならしつこくなりがちだが、サフランの香りのせいかステーキの後でもスルスルと食べられた。
最後はバーベキューチキンのピザ(7万3千ルピア)を。薄い生地に具がたっぷり。見た目にも豪華だ。
「日本のテレビ局の取材班を案内したとき、食事だけで撮影スケジュールには入っていなかったのに、とてもいい所だと、ここでも撮影することになりました。食事と眺めの両方で満足できるレストランですね」
海を見下ろすプールもあり、こちらは10万ルピア(ソフトドリンク、タオル付き)で利用できる。(文・写真 北井香織)