【この店おすすめ】南国 x 南国の化学反応
バンテン州南タンゲランのビンタロに登場したハワイアン・レストラン。南国のインドネシアに南国のハワイという一見、不思議な組み合わせですが、インドネシア人にとって、ハワイとはどのように映るのでしょうか。
ビーチ・リゾートという印象が強いのは日本人と変わらないよう。「横綱というイメージもありますね」と笑うのは、日本人の旦那さんを持つイフィさん(33)。
子どもを通わせるJJSでPTA役員をしたことがある関係でこの地域にはなじみがあり、5月にソフトオープンしたばかりの店を友人が見つけ、友だちと集まる時に利用しようと選びました。運営は日系。今月30日にグランド・オープンとのこと。
まずはノンアルコールカクテル(各3万3千ルピア)でのどを潤します。定番のブルーハワイは酸味と甘さを兼ね備え、マンゴチチは、クリーミーなココナツミルクの中にマンゴのジューシーさが加わっています。
豊富なサラダ類からは、チキン入りのアロハテラス・コブ・サラダ(S・3万ルピア、L・5万ルピア)をチョイス。サーモンとまぐろ、タコの三つを楽しめるハワイアン・ポケ・コンボ(3万8千ルピア)とともに、前菜で軽くお腹を満たします。
メインはがっつりと。パイナップルライス(5万ルピア)はパインの甘さと調和させるかのようなピリ辛味。ビーフハンバーグ・ステーキ(6万ルピア)には、イフィさんも「ふわふわしておいしい」と太鼓判です。
アヒ・ポケ・ボウル(4万5千ルピア)やステーキ・ボウル(5万ルピア)はハワイ風どんぶり。具の下にサラダが敷き詰められているため、下のご飯は見えませんが、それぞれマグロとアボガド丼、ステーキ丼といった趣でしょうか。
朝は7時半から営業で、キッズメニューや朝食セットなども提供。急速に開発が進むビンタロ地域にはインターナショナルスクールが多いため、子どもを送った後、朝ご飯を食べたりお茶をしたりする母親のグループをターゲットにする店が増えてきているようです。(上野太郎、写真も)